起業アイデアの発想

本日はagemonoを説明するための資料を準備しました。

商工会からクッションの製造委託先と仕様のアドバイスを得るため、私とagemonoの自己紹介です。

個人事業主は法人に比べると信用度が低いので、自己紹介によって信用を得ることが特に大事です。笑

下図はagemonoを起業する際に作成したものです。

起業を志す人なら必ず一度は描いたことがある有名なフレームですね。

自分に適した起業ネタは、「好きなこと」、「できること」、「必要とされていること」が重なる部分になります。

起業アイデアの優劣は顧客が持つ課題の発見とその解決方法の質で決まります。

とは言っても、他人の困りごとを探し出すのは難しいものです。

そこで少しハードルを下げ、自分を起点にしてアイデアを考えるのがこのフレームワークです。

しかし、これが想像以上に難しい。笑

このワークを行うと、自分のことすら理解していないことに気付かされます。

このマインドマップは、私の「好きなこと」を探すために数年前に描いたものです。(汚くて恥ずかしいですが。。。)

マインドマップを描いていく中で、子供の頃、川遊びが本当に大好きで、夏休みは毎日川に行って魚取りをしていたことや

捕まえた魚(山女、ヤマメ)は祖父母にあげて、喜んでもらうのが好きだったことを思い出しました。

間違いなく美化されているこれらの記憶から(笑)、私の好きなことを発見しました。

子供の頃からブレずに好きなことって、探すと見つかるものですね。

コツは現在の「好き」と子供の頃の「好き」の共通点を探すことです。

好きこそ物の上手なれ

ことわざにあるように、好きなことは上達が早い。

だから自分の「好き」が見つかれば、「できること」は容易に書き出すことができます。

「必要とされていること」は少々準備が必要です。

自分の困りごと、ニュース、クチコミ、流行、周囲の人の悩みなどに聞き耳を立て、観察することが大切です。

ベストセラーであるジェームス・W・ヤング「アイデアのつくり方」では、アイデア発想のために集める情報を「特殊資料」と「一般的資料」と呼んでいます。

情報収集というと難しくて、面倒臭い作業のように思えますが、誰でも好きなこと、できることに関連する分野については既にある程度の情報・知識を持っていたりします。

詳細は大分省略しましたが(笑)、以上のようにして「好きなこと」、「できること」、「必要とされていること」の重なりとして立ち上げたのがagemonoです。

本日は起業準備で作成したフレームワークをご紹介しました。

ちなみに、法人も”人”という字が示すように人間と同じ性格・性質を持っているので、社内で新規事業を考える際にもこのフレームを使うことができます。

このフレームワークは創業者がブレない軸を持つために大切なので、個人でも、法人でも事業を興す際にはこの図を作ることをお勧めします。

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